

優秀作品 【川柳の部】 (順不同)

すべてある ネットで愛が 買えますか
この愛で スイッチオンに なりました
愛よりも 金がほしいと 言う女房
愛深く 共に歩みし 八十路(やそじ)かな
しわしわの ほほ染めながら love song
愛なんて 金と同居と 口すべり
愛してる も一度言いたい 愛してる
古き友 愛あればこそ メールする
生まれし子 語り続ける 母の愛
かまどの火 想い果てなく 母の愛
幾星霜 齢重ねし 夫婦愛
郷土愛 声高らかに 甲子園
思い切って 送ってみよう ラブメール
横取りの 子猫に親は そっと去り
潮時を どこで作ろう 長電話
飛び込んだ 言葉に胸の 太鼓鳴る
妻のメモ 葬儀費用で わかる愛
閉ざされた 夢を老後に 取り戻し
庶民には 今日も冷たき 秋の風
朝夕の モーターしずか 秋ちかし
日本酒が 丸くなったよ ひやおろし
蝉と網 昼寝暇なし 孫の夏
脳トレを 解いてさわやか 秋の朝
ひぐらしの 声寂しげに 秋の空
彼岸花 紅もゆる 秋の野辺
過去を消す 消しゴムとなれ 羊雲
犬小屋が 片ずけられて 秋の風
松茸は 見るだけにして 栗を買い
どんぐりに 幼心が 眠ってる
まだ飲むの 秋の気配の 夫婦かな
脳トレで 季節の味覚 頂戴す
有難う 高原の美味 今ここに
高原の もろこしの美味 只感謝
とうきびの 美味さ一入 秋の味
こうろぎの 言葉わかると テレビさん
すぐ曇る 心の鏡 また磨く
候補者は 選挙翌日 人変わる
この選挙 政治屋選ばず 政治家を
衆院選 欲張りすぎて そのまんま
秋風に 天下分け目の 総選挙
棄権した 君の一票 埋蔵金
公約を 守る候補が 当確だ
総選挙 嘘を言わない 人ばかり
総選挙 どの政党も 満点党
候補者は 自分で決める 信頼感
再生の 国となるのか 総選挙
我々が 決める政権 この一票
政権の 行方を決める この選挙
政治家よ 思い忘るな 愛国の
マニフェスト おいしいことを ならべたて
膏薬は 効き目の前に 剥がれ落ち
衆院選 ばらまき政策 賑やかに
ばらまきの 財源どこに あるんかい
ばらまきの 担保ほんとに ほんとかね
助成とふ 実弾攻撃 とがめなく
銭まいて 票を集めて 民の首絞め
金まいて あとさきのこと ええんかい
ほとんどの せんせえ達は お金持ち
おい先生 唾飛ばすより 汗流せ
大物の 先生真っ青 眼つり声枯れ
大政党 民の為より 我の権力
百姓と 子育て政策 後手ごてと
なんとなく 長期政権 アキが来て
マスコミが 政権交代 あおりたて
過疎の村 街宣車など ついに来ず
銭まいて 票をあつめて くにぎゅうじ
大物の 先生真っ青 声ふるえ
責任が ある一票は 知らぬ人
人柄を 知らぬ一票 立ち止まる
期待する 政権交代 我が家にも
政治家を 辞めて 残るは井戸と塀
政治屋に なって 残すは家と金

水着きて 鏡に向かう 恥ずかしさ
元気かと 一文だけが 父の愛
だいじょうぶ?娘(こ)のまなざしの あたたかさ
赤字です 首を切ったと 増配し
あら嬉し きょうはNOトレ 日曜日
秘めごとは 手のひらのなか 子に同じ
川柳で わかる人柄 お年頃
脳トレで 自分の軌跡を 振り返る
孫からの 電話オレオレ 紛わしい
祖母へTEL オレと名乗れば 切られてる
親バカも 度が過ぎてれば バカな親
大寒で きびしい寒さ 暖をとる
政策が アソウて下々 そっぽ向き
赤字です 派遣切ったと 増配し
成人式 大和撫子 つかの間の
小百姓 怒らせ与党 野にくだり
官僚は 椅子を渡って 国つぶし
資本家は どちらの股にも 貼り薬
役人は 国の為より 我の為
年金の 不始末誰も 腹詰めぬ
どこいけど おうなばかりが 目立ちおり
高齢化 おきな家で 何してる
占い師 不況知らずの なりわいか
手柄無く まづほどほどで われ定年
平凡が 幸せだよと 吾(あ)に聞かせ
医者通い 一番の良薬 孫の顔
鏡みて 昔はよかったと 嘆き合う
オバマさん 世界平和を 頼んだよ
海面で 跳ねてるボラの 勇ましさ
春とおし つもりし雪の 深さかな
孫姿 やることなすこと おや姿
お月様 やせし姿は CかD
どっこいしょ 一日何度 口にするやら
漬物を いい音たてて 食べてみたい
杖なくし 孫の手かりて 歩きたい
冬の空 明るい陽ざし 昼の月
厳しさの 重さをいかに 受けとるか
人想う 言葉に込めた 未来図を
言葉から 知ることのない 価値を知る
脳トレで 考えるって 楽しいね
初夢は 赤鯛釣れた 俺の夢
人型の 大根見つけ 妻偲び
朝一番 東の空に 手をあわす
とうがらし 体ぬくもり 味噌汁に
寒い朝 目覚まし鳴っても 無視させて
子と遊ぶ カルタをやると 親の意地
まつりごと 置いてけぼりの 民百姓
妻の胸 昔はよかった 今見ない
好きな事 している自分が 好きな僕
趣味は何 聞かれて浮かぶ それが趣味
程々の 距離で目出度し 夫婦雛
今に見てろ それは一体 いつですか
オバサンと 呼ぶおじさんの 憎らしさ
八十の 文学少女 日向ぼこ
寒い朝 春の足音 まだ遠い
世の中の 歴史を変える オバマかな
麻生太郎の 足をひっぱる 自民党
エリカ様 戻る場所なく 結婚へ
横綱に 日本人なき 大相撲
フル回転 時事文字漢字 我が辞書の
あらためて 懐古し気付き 父母の愛
万葉の 言の葉拾う 脳疲労
脳披露 学のなさが 身にしみる
初氷 道路も凍る 通勤路
あと五分 夢見ていたい 冬の朝
朝夕に 澄んだ空気と 白い息
伊吹山 今朝はうっすら 雪化粧
脳トレで 日々の雑念 薄くなる
人の価値 はかる物差し 生き様ね
まつりごと 誰がやっても 同じ事
先手とる 政治のはずが 後手目立ち
政治屋の 家業代々 受け継がれ
鴨の群 川面に浮かぶ 冬の朝
給付金 景気対策 だけなのか
苦労して 進学させて 町さびれ
見知らぬ子 挨拶しても シカトされ
ケイタイに 車産業 蝕まれ
字余りの 川柳作り 送信す
不景気で 俺素うどん 妻ランチ
着物買い 誰が着るのか 母思案
ダイエット さあやるぞと 菓子を食べ
コーヒーが あるからと煙草 やめられず
空を見て 春の到来 待ちわびる
慕う犬 ほんとはえさが ほしいだけ

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